腎臓移植には、亡くなられた方からの提供による献腎移植と、健康な親族から移植してもらう生体移植があります。日本では、献腎移植が少ないために生体腎移植の占める割合が多いのが現状です。献腎移植を希望される方は、「臓器移植ネットワーク」にあらかじめ登録する必要があるため、県内の透析施設にご相談下さい。また、こちらもご参照ください::Q&A 腎臓移植を受けたいのですが、どうすればいいの?
県内の腎臓移植の状況 (出典:日本臓器移植ネットワーク)
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |||||
提供 | 移植 | 提供 | 移植 | 提供 | 移植 | 提供 | 移植 | 提供 | 移植 |
3 | 2 | 6 | 7 | 3 | 5 | 5 | 8 | 4 | 7 |
茨城県においても、状況は同様です。献腎臓移植を希望する待機者は2019年12月時点で277人、それに対して移植は0~7件で推移し、増加傾向にあります。
腎臓移植が必要な末期腎不全患者は透析治療を受けますが、透析患者は毎年増加傾向にあり、 2018年末で339,841人に上ります。茨城県においても年々増加し、2018年は8,317人が透析治療を受けています。今後も献腎移植を希望する人の増加が見込まれます。
移植や透析関連データへのリンク
- 日本臓器移植ネットワーク https://www.jotnw.or.jp/datafile/offer/index.html
- 日本透析医学会 http://docs.jsdt.or.jp/overview/